演説

        亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問

[#地から8字上げ](明治三十三年二月十七日、衆議院提出)[#ここから1字下げ]民を殺すは國家を殺すなり。法を蔑にするは國家を蔑にするなり。皆自ら國を毀つなり。財用を濫り民を殺し法を亂して而して亡びざる國なし。之を奈何。[...

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フランシス・ジャムらしい詩人のこと

 こんな手紙を君に書きながら、私がいま思い出しているのは、二三日前にも読み返したリルケが「マルテの手記」の中でフランシス・ジャムらしい詩人のことを書いている一節だ。――「ああそれは何という幸福な運命であろう。先祖代々の家の、物静かな部屋に坐って、家付きの落ちついた家具に取囲まれながら、まぶしいほどの...

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緑色の屋根をした大きなヴィラ

 この家のすぐ裏がやや深い谿谷《けいこく》になっていて――この頃など夜の明け切らないうちから其処《そこ》で雉子《きじ》がけたたましく啼き立てるので、いつも私達はまだ眠いのに目を覚ましてしまう程だが、――それでも私はその谿谷が悪《にく》くなく、よく小さな焚木《たきぎ》を拾いがてらずんずん下の方まで降り...

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